内容説明
劇的に変わりつつある世界の経済をどう見たらいいのか。日本は活力を取り戻せるのか―。リーマン・ショック後の「生の経済」を材料に、現代経済を見る目をやさしくゼミナール。
目次
1 現代経済を解剖する
2 経済をマクロから見る
3 金融が分かれば経済がよく見える
4 市場の機能を知る
5 企業と産業
6 国民生活から経済を見る
7 国際経済を見る目を磨く
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
1951年静岡県生まれ。1974年東京大学経済学部卒業。1978年ロチェスター大学大学院経済学研究科博士課程修了。1979年同大学Ph.D.取得。現在、東京大学大学院経済学研究科教授、総合研究開発機構(NIRA)理事長。著書に『産業政策の経済分析』(共著、東京大学出版会、1988年、日経経済図書文化賞受賞)、『挑戦する流通』(講談社、1994年、石橋湛山賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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minori
1
新聞やニュースを見ていても知識が断片的であまり深く理解できていない気がしたので再読。新書4冊分の価格だけれど、それ以上の価値がある本。買って良かった。何ども繰り返し読んで自分の血肉としたい。2012/12/07
KAZOO
0
この著者の本は現実の経済を分析しており、新聞や経済雑誌を読むのに非常に参考になると思います。理論というより現状の経済分析ということを明確にしているので読者は多くなると思います。然しながら今後の改訂版を毎年出していくことになるとかなり大変であると感じます。このシリーズの「日本経済入門」は改訂版を出しているので毎年とは言いませんが何年かごとに出版してもらいたいと感じます。2013/01/01
denken
0
このくらい読んどけば,経済新聞とか読みこなせるとか思ってたけど,まだ全部は読めないですね。でも良い本です。2012/09/21
れいん
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素人でも難なく読める内容。漠然と20年以上生きてきたけど、経済は想像以上にドラスティックに変化していることがわかりました。2011/11/06
p-nix
0
とても読みやすい。全体の流れがよいというか一貫性がある文章でした。日々経済ニュースに振り回されることが多いですがたまには基本から攻めるのもいいものです。2011/11/06