日経文庫
リスクマネジメントの法律知識 (第2版)

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  • サイズ B40判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532111458
  • NDC分類 335
  • Cコード C1232

内容説明

製品事故や情報漏洩対策から、敵対的買収への備え、セクハラ問題まで、さまざまなリスクに対応するための法律知識を網羅しました。会社法・金融商品取引法で定められた、内部統制システムの仕組みについてくわしく解説しています。製品開発、生産、営業など企業活動のあらゆる場面における法的リスクを詳説。非営利組織におけるリスクマネジメントについてもふれています。積極的にリスクを制御することでコンプライアンスやCSRを達成し、企業価値を高める「攻めの法務」の考え方を示しました。

目次

1 法的リスクマネジメントとは何か(法的リスクの怖さ;法的リスクはどのように顕在化するか ほか)
2 企業活動と法的リスク(デジタル情報流出のリスク;情報開示に係るリスク ほか)
3 法的リスクマネジメントの実践(リスクマネジメントのPDCA;リスクの洗い出し、認識、評価、対応 ほか)
4 内部統制システムとリスク管理体制(内部統制システムとは何か;リスクマネジメントと一体となった内部統制 ほか)

著者等紹介

長谷川俊明[ハセガワトシアキ]
1948年生まれ。1973年早稲田大学法学部卒業。1977年弁護士登録(第一東京弁護士会)。1978年米ワシントン大学法学修士(比較法)。現在、長谷川俊明法律事務所代表弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブロッコ・リー

6
2011年4月8日の第3刷なので、Up-to-dateな内容ではない。リスク管理に関連する法律と判例紹介が主体で、リスクマネジメントそのものについての言及はCOSOERMの簡単な紹介に留め浅く済ましている。リスク管理は危機事象の発生前に渋々払うコストとしか見られないことが多く、やりにくい。またピンポイントで発生した眼前の危機に対してはリスク管理の観点よりも、剛腕を振るうことができる人物の存在の方が大きくなりがちだ。何か考えや具体的施策へのブレイクスルーは無いものか、、、2019/03/03

あんさん

4
仕事関連の本。ページ数はそれほどないけれど、読むのに時間がかかった。対症療法的法務から予防法務を経て、さらに体質づくりともいうべき戦略法務へ。コンプライアンス体質をどう企業全体に浸透させていくか・・・。まず自分達の仕事には、こんなリスクがあると、きちんと認識するところからだろうか。2020/12/22

ARENNYA

2
■特許侵害の例は、ミノルタ・ハネウェル特許訴訟。ハネウェルは14社から400億以上取得。■リプトファン事件とは、昭和電工が遺伝子組み換えで作った、[トリプトファン](アミノ酸の1つ)の中に不純物が含まれており、それにより、38人の死者を出した。2,500億円補償。■株主代表訴訟・手数料(印紙)はMAX13,000円■日亜化学工業:中村修二氏との特許法 35 条に基づく 404 特許の相当対価訴訟。■不正競争防止法:男性用かつら顧客名簿事件■同業他社転職VS憲法22条①■内部統制COSO2019/12/24

Tatsuya Mizoguchi

0
企業が直面している各種法的リスクについて概説してあった。 知らないとこんなにリスクがありますよ~、しっかり認識して、 リスクをマネジメントしましょう! という内容です。 リスクマネジメントについては、記述も少なく、実効性が薄いように思ったが、 各種リスクについては整理してあり、役に立つと思った。2013/07/03

AZALEA

0
★★★2012/08/26

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