内容説明
楽しんで経済通(エコノミスト)になれる本。
目次
1 貿易摩擦
2 円高対策
3 産業構造
4 財政赤字
5 金融革命
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
13
どうも経済の中心は虚のような気がしてならぬ。「我々(米国)はドル紙幣を印刷しさえすれば世界中の何でも自由に買うことができました/日本も基軸通貨国のうま味に気づいているはずですし」。米国はドルを好きなだけ刷れるというのは最近陰謀論者の十八番だがならば米国に有利どころの話ではないとは誰も糾弾しない。明治4年円は1ドル=1円でスタートし、それが突然昭和24年に360円になった。まるでこのために戦争したかのようである。で、なぜ360円に決まったかというと、GHQの担当者がマルは360度だから360円にしたという。2019/03/27
ホリケン
0
オイルショック~バブル前夜、「グローバリゼーション」という言葉がまだ普及しなかった時代。日本が世界の経済大国となりゆく道程を、商社マンたちの視点で分かりやすく解説している。平成生まれの若者たちにぜひ読まれたい。2009/11/19