内容説明
渉外弁護士が描く日米「誤解」の構造。国際派ビジネスマン必読!100冊の辞書よりも頼りになる1冊。
目次
1 「誠意」の通じない国(誠意―日本的モラルの原点;日本の「誠実」はアメリカの「不誠実」)
2 「訴訟」という名の産業(法はビジネスである、ビジネスは法である;アメリカ人弁護士のスキャンダル)
3 フェアプレイ精神の欠如した国(アンフェアと不公正;自由貿易からフェア・トレード)
4 究極の妥協―バーゲニング(ワナにはまった日本人―ヤクザからハイテク企業まで;日米の交渉ギャップ)
5 「異質の他者」との壁(ケーススタディ「相互不信」;マルチ・チャネル人間関係)
6 アメリカ式ビジネスの周辺(聖書と契約の精神;ダンキン・ドーナツ事件の教訓;東芝ココム遵守プログラムに見る「歩み」)
エピローグ 誠意を越えて