内容説明
最近、星空を眺めたことがありますか?1609年にイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイがはじめて望遠鏡で観測してから400年の時がたちました。それでも、宇宙には、ふしぎがいっぱいつまっているのです。本書では、現在わかっている天体のふしぎを巨大望遠鏡と探査機の画像とともに、壮大なるふしぎに迫っています。今夜、見上げる星空の光は、数億年の時間をかけて、地球までやってきています。距離も時間も超えて、宇宙の果てまで思いを馳せてみませんか。
目次
1 天体から見える宇宙(天体の種類1 宇宙のすがたを伝える天体;天体の種類2 みずから熱と光を放つ「恒星」 ほか)
2 宇宙を見る挑戦「天体観測」(天体観測の歴史1 5,000年の歴史をもつ肉眼観測;天体観測の歴史2 はじまりはガリレオの望遠鏡 ほか)
3 肉眼でも見える「太陽系」(太陽系1 ガスと塵が生んだ太陽系;太陽系2 ふえ続ける太陽系の天体 ほか)
4 宇宙を照らす「恒星」(恒星の光源 核融合反応で輝く恒星;恒星の生涯 恒星の形成とその一生 ほか)
5 ここまで見えた「銀河系」(星団1 恒星の集まり「星団」;星団2 若い恒星が集まった「散開星団」 ほか)
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
国立天文台天文情報センター長。福島県生まれ。理学博士。彗星や小惑星、流星など、太陽系のなかの小さな天体の研究から、太陽系構造の進化に迫る。また、著作や講演を通じて、天文学の広報普及活動にも尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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