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出版社内容情報
《内容》 近年,発癌,AIDS,肝炎などの多くの疾患の病原因子として次々に新しいウイルスの関与が解明されている.また,遺伝子治療への応用など,ウイルス学の重要性は一段と増している.今改訂では,世界的に大問題となっている新興・再興感染症の最新知見を盛り込むとともに,診断・治療・予防の先端医療への展開を見据えて内容を全面的に改めた. 《目次》 【主要目次】1章 ウイルス学の幕開けと展開2章 ウイルスの特性と全体像3章 病原因子としてのウイルス4章 ウイルスの生物学5章 ウイルスと宿主とのかかわり合い―ウイルス感染感受性とレセプター6章 ウイルス発がん7章 ウイルスの形態と構造8章 ウイルスの種類と分類9章 ウイルス学の実験手技と機器10章 ウイルスの遺伝子と機能11章 ウイルスの生態と伝播12章 ウイルス感染と免疫13章 ウイルス感染とインターフェロン14章 ウイルス病の予防15章 ウイルス病の治療16章 ウイルス病の臨床検査と診断17章 細胞工学・遺伝子工学・遺伝子治療18章 個々のウイルスの基礎と臨床19章 スローウイルス感染症とプリオン病20章 ウイルス病の新興と再興21章 新しいウイルス性疾患22章 症状別にみた起因ウイルス
内容説明
1992年の初版以後、ウイルス学とその関連分野は、世の急速な移り変わりとともに、幾多の変遷と展開を重ねた。それに伴い本書は、当初の理念と基本構成は保持しつつ、初版の記述すべてを見直し、今回第2版で最新内容に全面改訂している。たとえば、いま世界的な脅威をもたらしつつある、高危険性諸感染症の突発と再来に対して、新たに章を起こし、新興・再興ウイルス感染症の視点を詳述している。また、21世紀の新医療・遺伝子治療の期待に対し、初版の細胞工学と遺伝子工学の章を、遺伝子治療のかぎ・ウイルスベクターの記述も加えて一新している。
目次
ウイルス学の幕開けと展開
ウイルスの特性と全体像
病原因子としてのウイルス
ウイルスの生物学
ウイルスの宿主とのかかわり合い―ウイルス感染感受性とレセプター
ウイルス発がん
ウイルスの形態と構造
ウイルスの種類と分類
ウイルス学の実験手技と機器
ウイルスの遺伝子と機能〔ほか〕