類人猿にみる人間

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類人猿にみる人間

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784521016115
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0045

目次

第1部 類人猿にみる人間(伊谷純一郎)(大型類人猿;マシート・プラトーとマハレ山塊;チンパンジーの生態と社会)
第2部 自然の中のヒトの位置(尾本恵市)(サルはヒトの鏡である;ヒトの進化の特異性)
第3部 どこからヒトか―サルとヒトとを分ける新しいモノサシ(養老孟司)(比べることによってわかること;進化のとらえ方;説明の基準 ほか)

著者等紹介

伊谷純一郎[イタニジュンイチロウ]
1951年、京都大学理学部動物学科卒業。1961年、同助教授、1981年、同教授。1986年、同大学アフリカ地域研究センター長を経て、1990年より神戸学院大学人文学部教授。1990年から1993年まで日本アフリカ学会会長、1993年より1997年まで日本霊長類学会会長。人類進化のプロセスを明らかにするため、最初に野生ニホンザルの研究に着手、ついでアフリカの野生チンパンジーを対象に社会学的・生態学的・行動学的研究を行ってきた。さらに、狩猟採集民や原始焼畑農耕民、遊牧民などの生態人類学的研究に従事する。1984年、日本人初のハックスリー賞受賞。2001年8月逝去

尾本恵市[オモトケイイチ]
桃山学院大学教授・東京大学名誉教授。1956年、東京大学文学部独文学科卒業後、同大理学部生物学科人類学課程卒業。1961年、ドイツに留学。ミュンヘン大学でPh.Dを取得。東京大学理学部教授、国際日本文化研究センター教授を経て、現職。専門は、分子人類学。1988年、『ヒトの発見』で講談社出版文化賞科学出版賞受賞

養老孟司[ヨウロウタケシ]
北里大学教授・東京大学名誉教授。1962年、東京大学医学部卒業。同大学助教授を経て1981年、同大学解剖学第二講座教授。1995年、東京大学退官。1996年より現職。1989年から1993年まで東京大学総合研究史料館館長。1989年、『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。1995年、Amuse‐IWC of year受賞
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