内容説明
リスクマネジメントに関する著書の多くは理論解説が中心であり、保険・工学的な安全管理から発しており、信用リスクの分野については現実的な対応が乏しい。また、伝統的な信用管理は債権者の立場に立った債権管理であり、取引先全般のリスクの把握や自社の信用リスクコントロールに関する評価・対応も不明瞭である。これらを融合し、一般的な業務体系のなかに合理的かつ効果的なリスク処理フローを導入し、信用管理業務を再認識することによって、迅速・簡単な取引・信用リスクマネジメントの方法を解説した。
目次
第１章 リスクマネジメントの基礎知識
第２章 取引・信用リスクの把握と対応
第３章 企業信用調査の実施
第４章 経営内容評価によるリスクの発生度把握・評価
第５章 リスクの評価と対応策選択のリンク
第６章 リスクの評価・対応策選択の実際
第７章 取引・信用リスクマネジメント実施のための組織
参考資料
著者等紹介
高市幸男［タカイチユキオ］
株式会社東京商工リサーチ取締役・中部地区本部長・名古屋支社長。危機管理システム研究学会会員。昭和３０年生まれ、昭和５２年専修大学商学部卒、同年東京商工リサーチ入社、１５年間調査員として約４，５００社の企業信用調査業務に従事。信用調査レポートシステムの構築・マニュアル作りに参画。平成１５年取締役就任、業務本部長、平成１８年現職就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Meistersinger
1
会計絡みでリスクを数値化しているのは面白い。あとの部分は「まあ、徹底的に数値化するものだ」という感じ。これなら結構簡単に数値化できるから、サービスでやっているところが多いだろうな。2012/05/29
