内容説明
本書は１９７０年代以降を中心としてドイツ独占企業の企業戦略の歴史的展開について分析を試みたものである。
目次
序章 現代企業論の諸課題と方法論的諸問題
第１編 戦後旧西ドイツ独占企業の発展・展開・新戦略（旧西ドイツにおける財閥解体と企業集中の展開；旧西ドイツ資本主義の構造的危機（国際競争力の低下）と独占企業の新戦略―電機産業界の再編成を中心に
旧西ドイツ独占企業の復活と共同決定制―戦後共同決定制成立前史
旧西ドイツにおける共同決定制の変質過程と経済民主主義）
第２編 ドイツ統一と東西ドイツ企業（ドイツ統一過程とドイツ独占企業；旧東ドイツ社会主義企業の脆弱性―７０年代以降の産業改革と集権化の特徴；ＥＣ統合とドイツ独占企業；ＥＣ統合と欧州独占企業の新展開）
