地方創生のための地域金融機関の役割―金融仲介機能の質向上を目指して

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地方創生のための地域金融機関の役割―金融仲介機能の質向上を目指して

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502252716
  • NDC分類 338.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報



家森 信善[ヤモリ ノブヨシ]
著・文・その他/編集

内容説明

地域経済を支える中小企業の生産性を向上させ、地方創生を実現していくために地域金融機関の役割に期待が高まっています。そして、顧客企業を「育てる金融」は、地域金融機関の生きる道でもあります。独立行政法人経済産業研究所(RIETI)で実施してきた私たちの研究プロジェクトでは、全国の地域金融機関の支店長向けに大規模なアンケート調査を実施し、約3,000人から回答を得ました。本書は、その回答結果に基づき、地域金融の現場の事業性評価への取り組みの現状と取り組みを進めるための課題を明らかにし、人事評価改革や外部専門家等との連携の強化などの処方箋を提示しています。また、本書には、私たち研究者の分析に対する実務家的な観点からのコメント論文や、研究会の参加メンバーによる地域金融の重要問題を扱った論考も収録していますので、地域金融に対する多角的な理解が可能になります。本書が、金融仲介機能の質向上への取り組みに向けて、大いに役立つものとなることを期待しています。

目次

第1部 支店長アンケートに基づく地域金融機関の営業現場の現状と課題(2017年・支店長アンケートの背景と結果の概要;調査方法と回答者の特徴;事業性評価への取り組み状況;金融機関の人材育成と地域金融環境;支店長アンケートへの「驚き」と「興味」―地方銀行での経験に基づいて;地方創生の要としての地方銀行―地域金融機関を中心とした地域連携;知的基盤経済時代の事業性評価―支店長アンケート結果を読み解く;中小企業・地域の発展と地域金融機関―信用金庫の分析を中心にして;地域に信頼され必要とされる信用組合―アンケート調査から得られた含意)
第2部 地方創生に向けて地域金融に期待される役割(東日本大震災からの復興と東北の地域金融;中小企業設立時の取引金融機関数と倒産リスク;地域金融機関の競争環境と事業所の開廃業;リーマンショック後の中小企業の設備投資動向;資本注入と地域銀行の貸出行動)

著者等紹介

家森信善[ヤモリノブヨシ]
神戸大学経済経営研究所教授、経済学博士(名古屋大学)。1963年、滋賀県に生まれる。1988年神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。コロンビア大学客員研究員、サンフランシスコ連邦準備銀行客員研究員、名古屋大学教授、同総長補佐などを経て現職。中小企業研究奨励賞(本賞)、日本FP学会最優秀論文賞などを受賞。日本金融学会・常任理事、金融庁・参与、金融審議会委員、金融機能強化審査会委員、経済産業研究所ファカルティフェローなどを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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