横綱昇進―相撲協会審判部の怪と報道の盲点

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横綱昇進―相撲協会審判部の怪と報道の盲点

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784496020803
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0075

内容説明

横綱は成績だけでは決まらないミステリアスな問題がある。千代の山から曙まで24人の横綱の昇進時の成績を詳細に検討することでそのナゾと問題を解明する。

目次

序章 成績だけで決まらぬミステリーの世界
第1章 横綱昇進大分析
第2章 大関昇進大分析
第3章 悲運に泣いた名力士
第4章 昇進基準をどう考えるか
第5章 結論
付録 現役力士の地力・技能分析の問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

8
平成五年の刊行だが、横綱昇進、そして大関昇進基準に対してきめ細かく分析された名著。昇進基準について未だにこの本を超える本は出ていない。この本のハイライトは旭富士の箇所だろう。大関時代、それまでなら間違いなく横綱に昇進していたであろうハイレベルな成績を上げ続けながらも、理不尽な見送りが続いた旭富士。その内容を詳細に描いている。2021/06/15

Uz あなぐま

1
マニアックで古い内容だが面白かった。旭富士と若嶋津の成績を見てこんなにも強かったのかと驚いた。自分の記憶の中では強さを連想させないニ力士の名誉回復の書となった。大関、横綱への昇進の条件に実際の大関、横綱がクリア出来ていない成績を求める事への疑問は大いにうなずける。番付編成や興行との絡みで昇進の判断にある程度の幅が出ることはやむおえないが、不公平や理不尽とおもえる決定は見たくないものだ。2019/08/26

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