内容説明
地球の創造・調和・破壊・再生を民話の視点から考える。
目次
天地創造の民話(椿の湖;赤神と黒神;アーマンチュウメーの足型)
破壊・再生の民話(坊さんに化けた岩魚;ちいさいオキキリムイが自らうたったうた;公害を知らせにきた河童)
自然と人間とのつきあい―近代化を問い直す
人間と自然との調和(月見草の嫁・雪むすめ・千石田長者・蛇嫁・水の種;鬼ど臍玉・銀杏の子育て・楢の木・銀杏の樹)
随想(椿の民俗;語りのもつ命;ワニの聖域;よみがえれぼくらの川―小鮎川と子どもたち;生きているトンボの沼―静岡県磐田市桶ヶ谷沼の奇跡;森の再生について)
気象の方言―雨・雷・雪・霜・氷・虹
現代民話考「木」