感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
10
C事業所で読み聞かせしました。2024/04/26
こどもふみちゃん
8
★★★かこさとしさんの昔の本が★復刊★されました★★★ ①『かっぱとてんぐとかみなりどん』②『でんせつでんがらでんえもん』③『かいぞくがぼがぼまる』④『ぬればやまのちいさなにんじゃ』⑤『あわびとりのおさとちゃん』です。本巻は1巻です。お話に繋がりはありません。どの巻から読んでもOKです。どれも良い絵本です2014/10/28
ぴよぴよ
6
言葉の使い方も絵も芸術的。あとがきもすばらしい。2014/07/08
けんちゃん
6
紙芝居には出てこなかった死んだかかどんが絡んで、濃密なお話になっています。さらっと読める知恵ばなしですが、あとがきに「楽しいおもしろさに秘めた呪いの話であり、おどろな人間の怨念のものがたりです。」とあり、ハッとしました。伝えられる幾多の昔話は、どれもただのお話ではなく、人間の生き様を色濃く反映したものなのですね。2010/10/08
猿田彦
3
地主の山で働く炭焼きのとうべいさんはじめ山で働く人はみんな性悪、食いしん坊のカッパ、意地悪、威張坊の天狗、よこしま、暴れ坊の雷に悪さをされ困っていました。ある日とうべいさんは息子のお尻と、ほっぺと、お臍を食べるために持ってこいと命令された。困ったとうべいさんは息子に事実を伝え、賢い息子は知恵で3人を懲らしめそれからは悪さや祟りがなくなりました。加古さんは知恵話には立ち向かわざるを得ない強い動機があると書いている。理不尽さや、辛さの底に落とされたときどう考えて行動しなければならないか問いかけたそうです。2022/05/29