著者等紹介
武鹿悦子[ブシカエツコ]
1928年東京生まれ。日本童謡協会、日本文芸家協会会員
太田大八[オオタダイハチ]
1918年長崎県生まれ。1970年国際アンデルセン賞大賞次席、1981年講談社出版文化賞絵本賞など受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スノーマン
23
表紙とタイトルからして、すでに物悲しさを感じたけど、カンは当たり内容が切ない。読み聞かせてるこちらもグッときた。家族を守ることが人間以上に厳しい毎日を過ごしてるウサギたちに、のほほんとしたペットとしての可愛いイメージはなくとても美しく力強い。2015/12/23
ふじ
12
星関連本を読み漁り。うさぎの家族のなんでもない平和な幸せ、などが描かれた、えらいいいお話でした。2016/06/21
いっちゃん
9
野生の動物の宿命だけど、悲しくて、愛のあるお話。チャキジの運命もまた…って終わりで切ない。キジは、名前がややこしいよ。ウサギで雉なんて。2014/08/02
遠い日
8
親子の情愛を描く切ないお話。子ウサギを守って闘い、死んでいった両親の雄々しさと心残りが胸に迫る。星のような花咲く野原で思う、父母への恩と愛情。ウサギの子たちもまた、親になる日が近い。2014/05/07
おはなし会 芽ぶっく
4
うさぎのキジがチャコと出会い、3羽の子どもたちがうまれました。幸せに暮らす家族に天敵が現れ、親は子を守るためたたかいます。いのちを繋ぐこと、親の愛情、家族を考える絵本です。2020/05/13