内容説明
アクティブ・ラーニングの劇的な効果がこの一冊でわかる!高校教育が激変する今だからこそチャンス!そこには理想の教師人生が待っている!!国語・数学・英語・理科・地歴・公民、実践例収録!
目次
第1章 アクティブ・ラーニングって何?
第2章 アクティブ・ラーニングの全体の流れ
第3章 わかるためには何が必要か
第4章 国語科(現代文)におけるアクティブ・ラーニングの実践
第5章 数学科におけるアクティブ・ラーニングの実践
第6章 英語科におけるアクティブ・ラーニングの実践
第7章 理科におけるアクティブ・ラーニングの実践
第8章 地歴・公民科におけるアクティブ・ラーニングの実践
第9章 本当に「楽しい授業」をするために
著者等紹介
西川純[ニシカワジュン]
1959年、東京生まれ。1982年、筑波大学第二学群生物学類生物物理学専攻を卒業。1984年、筑波大学教育修士修了(教育学修士)。1985年、東京都高校教員。現在、上越教育大学教職大学院教授。2003年、博士(学校教育/「巨視的時間の距離感形成に関する研究」)。科学教育研究奨励賞(日本科学教育学会)、教育研究表彰(財団法人教育研究連合会)、理科教育研究奨励賞(日本理科教育学会)、理科教育学会賞(日本理科教育学会)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Riopapa
12
アクティブ・ラーニングの手法にもいろいろとありすぎて困っていたが,この「学び合い」というのは比較的わかりやすく,取り入れやすそうな気がする。ただし,うまくやらないと,ぐだぐだになりそう。2015/12/11
Moeko Matsuda
7
とにかく時代はアクティブ・ラーニング。最近ではドラマにもなって、こんなこと本当にできるのかよ〜と思ってしまいがちなのだが…。なるほど、いまやこんなに実践理論が確立しているのか。その裏側には、どうやらこの教育改革の波からはもうどうしたって逃れられないようだぞ、という危機感が見え隠れしている。新しいことをするのは勇気がいるけれども、とりあえず一歩、そう思って始めることが、何よりの近道なのかもしれない。勉強します。2017/11/06
ぴーたん
7
読んでいるうちに付箋でいっぱいに。高校におけるアクティブ・ラーニングについて、公文書の定義から、ポイント、行う上での条件など分かりやすく説明されています。5科目の実践報告も現場の様子がよく伝わってきました。教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れなければならない。現場の学校教育で最も近いのは部活。皆が能動的に動いて目標のために練習を重ねる。仲間同志で支え合う。こんな教室が作れたらいいのにな〜と思うけれどもどうしたらできるのか?それ以前の課題が山積み過ぎる。悩2015/10/08
はづきち
6
今の学校は校長先生自らがアクティブラーニングを推奨しています。赴任してもうすぐ1ヶ月経ちますが、休み時間にさっき解いていた問題について話し合ったり教えあったりする光景がよく見られました。だから、この学校でアクティブラーニングはできる!と思いました。基本は「全員が達成する」「一人も見捨てない」。これから挑戦しようと思っています。2017/04/24
の
5
読んだ。こういう高校特化の本は初めてでは?それだけでも価値がある。2015/10/19