• ポイントキャンペーン

教える空間から学び合う場へ―数学教師の授業づくり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491028286
  • NDC分類 375.41
  • Cコード C3037

内容説明

どのような授業の変革も、授業観や生徒理解の点から教師としての歩みを振り返り、自らを意味づけ変わるという、心ある一歩からしか始まらない。確かな学力を身につける学び合い授業のあり方を示す。教育観、授業観のパラダイム転換をどのように実現するか。

目次

序章 生徒も教師も共に学び合う場としての「学び舎」へ
第1章 なぜ学び合えないのか?―学校現場の課題はこれだ!
第2章 教科の本質を追究する授業づくりの勧め―カリキュラムづくりの実際
第3章 「学び合う場」への挑戦―関係と構造を探り、「知」を構成するプロセス
第4章 教師の生活を変える
終章 対談「学び合う場」を演出する教師へのプロセス

著者等紹介

牧田秀昭[マキダヒデアキ]
福井県教育庁学校教育政策課主任(指導主事)。1960年、福井県生まれ。福井大学大学院教育学研究科修了。福井県内公立中学校教諭、福井大学教育地域科学部附属中学校教諭、福井大学教職大学院客員教員、福井県教育研究所主任を経て2012年度より現職。2010年度福井県授業名人に認定

秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学大学院教育学研究科教授。1957年、大阪府生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。立教大学文学部助教授を経て、現職。日本保育学会会長、世界授業研究会(WALS)副会長、日本教育方法学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴーたん

3
福井県で10年間、中学数学の協同学習での授業を考え実践してきた先生の記録。共著者である東大の秋田先生がその10年間に寄り添ってこられたそうです。協同的な学習にしろ、教師が学び続けていくにはスーパーバイザーや研究会での振り返りが欠かせない。授業を極めるとここまで到達するのか、と驚いたのは生徒の卒業生の答辞。教育大付属でもない公立中学校で、かつてないボリュームで、授業のことが答辞で語られていったそうです。グループで議論を繰り返す探究的で協同的な学びは、確実に生徒の中に息づいていくと確信したとのこと。すごい!2015/03/13

aoi

1
数学教師としての教材との向き合い方や、授業デザインを改善、研究していくとこ2017/09/10

のびちゃん

0
授業の面白さって何だろう?指導者が生徒が好きそうな話をすること?いや違う,生徒たちが自分たちで話し合い,学びを深めていったときに授業の面白さを実感するんだと思いました。そういう授業ってどうやって作るのか?こうすればいいというものはない。目の前の生徒と学習内容についてしっかりと考え授業を組み立てていくことが大切だと感じました。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5348978
  • ご注意事項