内容説明
担任の眼を通して「素材」から「教材」へ。教科書も「アレンジ次第」でおもしろくなる。ネタが集まる「ノート指導」のコツとは?教材と「問題提示」はペアで考えよう。大好評、「算数のプロ」シリーズ。
目次
コツ1 おもしろい教材で授業を盛り上げる(何はともあれ、おもしろい教材を!;誰にでもできるおもしろ教材 ほか)
コツ2 メモをとる習慣をつける(先輩からのアドバイスをメモ!;おもしろいことはとにかくメモ! ほか)
コツ3 問題提示で教材を引き立たせる(子どもが判断する場を設定する;子どもの問いから広がる授業を ほか)
コツ4 研究授業で教材をつくる(研究授業でおさえたいこと;大切なのは「ねらい」と「手立て」 ほか)
コツ5 算数好きを育てる(年賀状にもおもしろ問題!?;日常にも少しばかりの算数を! ほか)
著者等紹介
細水保宏[ホソミズヤスヒロ]
1954年神奈川県生まれ。横浜国立大学大学院数学教育研究科修了。横浜市立三ッ沢小学校教諭、横浜市立六浦小学校教諭を経て、現在、筑波大学附属小学校副校長。横浜国立大学教育人間科学部非常勤講師、日本数学教育学会常任理事、全国算数授業研究会理事、授業のネタ研究会常任理事、使える授業ベーシック研究会常任理事、新算数教育研究会幹事、ガウスの会代表、『算数授業研究』(東洋館出版社)編集委員、教科書「算数」(教育出版)著者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジャーマン♪
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「子どもたちを『できるようにしよう』とか『わかるようにしよう』という想いにこだわりすぎると、算数本来のおもしろさが犠牲になることがある」(p.88)の主張に、あ〜そういう授業をしているなぁと痛感。算数が好き、少し得意になってきた、という声が聞ける授業にしていきたい。・子どもの問いになる問題、展開にする。・様々な方法が出る問題、展開にする。・問題提示の工夫→解きたくなる、考えたくなる場づくり(p.35)・子どもから論理を引き出す。「え?」「本当?」から「だって」「なぜなら」(p.30)2013/08/14