内容説明
本書のタイトルは、Ｌｅｓｓｏｎ Ｓｔｕｄｙである。授業研究と訳すべきものと考えるが、元来はわが国に昔から存在したものである。数年前から米国で日本の授業研究が着目され始めた。日本の授業研究が米国で話題となり、その授業研究（Ｌｅｓｓｏｎ Ｓｔｕｄｙ）を通して、日本の授業研究を考え直してみるというのが本書のねらいである。
目次
第１章 今、なぜ授業研究か（今、なぜ授業研究か；授業研究の歴史と現状・課題 ほか）
第２章 授業研究会のいろいろ（サンマテオ・フォスターシティ授業研究会；Ｂｅｃｋｅｒ教授によるプロジェクトでの授業研究 ほか）
第３章 授業研究の成果（授業を見る視点；研究と実践―オープンエンドアプローチを事例に）
第４章 授業研究の実際（「授業」について考える；授業研究の実際 ほか）
著者等紹介
橋本吉彦［ハシモトヨシヒコ］
横浜国立大学教育人間科学部教授。日本数学教育学会常任理事、新算数教育研究会総務部長。第２期中央教育審議会教科別専門部会（小学校算数）専門委員、主査
坪田耕三［ツボタコウゾウ］
筑波大学附属小学校教諭。日本数学教育学会常任理事。全国算数授業研究会会長
池田敏和［イケダトシカズ］
横浜国立大学教育人間科学部助教授。日本数学教育学会渉外部幹事（外国主任）。神奈川県数学教育研究会連合会事務局長
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