海賊丸漂着異聞

海賊丸漂着異聞

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488023485
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

時は幕末、伊豆七島のひとつ御蔵島に異国船が漂着した。乗っていたアメリカ人と清国人、パニックに陥る島民、各々のコミュニティで怪死や失踪が相次ぐ。通詞ジョン・万次郎と島の若き指導者が不可思議に挑む時代ミステリ。第7回鮎川哲也賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

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紹介していただいた本。文久三年(一八六三年)伊豆諸島の御蔵島沖に漂着したアメリカ商船バイキング号。その史実をベースに描かれる船内と島で発生した事件を追う内容。商船の座礁と島の混乱、そして発生する事件が上手く絡み、興味深くページが捲れた。ミステリ小説よりも幕末動乱期の市井の様子を覗いた時代小説の印象もあり、単なる事件の枠だけに囚われていない点が好み。あえて話さない事と嘘をつく事は違う。その事を改めて感じた作品でもある。面白かった。第7回鮎川哲也賞受賞作。2019/09/16

ita

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鮎川哲也賞受賞作。江戸時代末期、御蔵島に米国の商船が漂着する。船内で起きた船長の殺人を通訳として送られたジョン万次郎が推理して行きます。 星三つ(☆☆☆ーー)2022/10/30

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