内容説明
十七世紀のイタリアを舞台にふたりの麗人と死せる者たちを巻き込んで展開する古風な惨劇。亡き女主人が丹精込めて造りあげた庭園―その呪われた庭を起点に開始される死の舞踏。『琥珀の城の殺人』で世の読者を瞠目させた著者が満を持して問う長編推理第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lala
1
誰が誰の子か途中でわからなくなってしまいました。前侯爵の夫人、この人の考えていることがよくわからないなあ・・・・2015/11/03
ユウト
1
初期の頃の作品。面白かった!!「建築探偵」とは違い、一切日本人が出てこないミステリ。薄暗い雰囲気はいつもの篠田ワールドだけれども、このタイトルにはその薄暗い空気が絶妙。真相に関わるネタは割と序盤で気づいてしまうけれど、それでもやっぱり読ませてくれる。固さはあるけれど、しっかりしたミステリだと思う。文庫欲しい。2011/05/17
末森咲夜
0
【S図書館蔵書】