内容説明
今日、「市民形成」を担う新たな「公教育」のシステム設定が必要とされ、このシステムを経営する新たな「公教育経営」の展開が求められている。本書は、国民・市民の教育主権者性が、「公教育経営」においてどのように位置づけられ、いかなる課題の解決を求められているかを検討した。
目次
１ 公教育経営の機能と構造（公教育と公教育経営；公教育経営の概念と公教育経営学 ほか）
２ 公教育経営の機軸（公教育経営の意思決定システム―政策・行政・経営；公教育経営における経費負担と経費配分 ほか）
３ 公教育経営の理論的諸問題（公教育経営における生涯学習システム；公教育経営における国家関与 ほか）
４ 公教育経営の実践的諸問題（学校経営の自律性と校長のリーダーシップ；学校経営におけるミドルリーダーの役割 ほか）
著者等紹介
堀内孜［ホリウチツトム］
１９４７年生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程修了。タイ国Ｐｈ．Ｄ、Ｅｄ．Ｄ、京都教育大学附属京都小学校長・京都中学校長、日本教育経営学会会長等を歴任。現在、京都教育大学大学院教授・連合教職実践研究科長。タイ国プラナコン・シ・アユタヤ地域総合大学大学院教授。タイ国ピブンソンクラム地域総合大学大学院教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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