内容説明
老人力がカメラにやどった。赤瀬川原平がたどりついた風情の世界。「意味はないけど味がある」最新版「読む写真集」。
目次
母乳の雨樋
ブルーチーズ
花
無言劇
ダイヤモンドリング
別世界
天動説
世界の中心
アポロ11号
禅現象〔ほか〕
著者等紹介
赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年生まれ。画家。またの名を芥川賞作家・尾辻克彦。ハイ・レッド・センター、「桜画報」、宮武外骨研究、路上観察学など、その活躍は多方面に及ぶ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
46
10月末の読了分、図書館本。故赤瀬川源平さんの本。なんでもない光景や対象からまるで手品のように正体不明というモノを切り取ってくる氏の思いがきっちり詰まった本だと思う。なかでも「言葉と写真のボケと突っ込み」というエッセイがとてもよく 「写真作品というものを見るとき、何の説明もないと、その写真の,みようがなくて困る」・・以降略写真と言葉をお笑いのボケとツッコミの関係に似ているという言葉が大好きだ。「秋日和」や「雨雲の街」といった風景の写真もとてもいい。2014/11/01
りんご
37
もし最寄りの図書館にありましたら「ログハウス寺」と「ステンレス寺」を見てほしいです。なんつか、趣味?ありなん?ほくほく、赤瀬川さんの目線に近づけたかな?2022/11/30
tu-bo@散歩カメラ修行中
30
図書館で遭遇し、借りる。写真とタイトル付きの短文、少し長めのエッセイから構成されている。タイトル付きの短文は、作者が言うところのおかしな風情がある。タイトルと合わせてくすっと笑えるものが多い。それにしても赤瀬川さんの文章は、味がある。平易で深く繰り返しになるが、滋味がある。 それにしても近所の図書館 写真関連の本は、興味深いものが多くて助かる。m(_ _"m)2015/10/04
hakootoko
21
出掛けてみよう、外には何かいる。散歩に行くときの視線が変わりそうです。2015/10/30
ジョニーウォーカー
18
一枚一枚はきっとどうってことのない写真なのだ。それが、撮影者によってタイトルを付けられることで、確かな意味を持ってくる。「人望の厚い小屋」「ブルーチーズ」「毬藻の上陸」…なるほど。見れば見るほどその通りに思えてきてついニヤッとしてしまう。普段の見慣れた風景、旅先での何気ない景色のなかに潜んでいた“正体不明”の物体たち。おそらくほとんどの人が気づかぬであろう一片の非日常をとらえるその観察力に、写真を決めるのはカメラでもレンズでもなく、あくまで撮影者の眼(視点)であることをあらためて思った。図書館本。2009/09/08
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