出版社内容情報
人や物や事柄にはすべて名がある。わたしたちが日々、たえまなく、名づけるという行為をおこなっているからである。本書は、身近な人名や商品名を例にして、名と名づけにかかわる問題をわかりやすく解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
17
図書館本。前半は今まで読んだ本と内容的にかぶる所が多く、少し古い本なので名前の実例が古い。アッツ島玉砕から敦子なんて名付けられた人が本当にいるのかな?興味深いのはあだ名の章。私たちも先生に付けてたなあ。ヨーダみたいな英語教師はET(本人はEnglishTeacherの略だと思ってた)、頭頂部が寂しい古文教師はザビエル、現国教師はアオタン(蓄膿症だから)と今思うと失礼。天パだからと焼きそばの商品名をつけられた子もいたな。売薬の章も面白い!製薬会社に勤めてたけど、自社製品の名前の由来を知らなかった!2019/12/24