内容説明
原価プラス利益の価格設定、利益を押し上げるためのコスト削減、経営報告をもとにした業績評価、実績重視の予算と事業計画、先人の知恵を生かした行動原則、金銭的報奨による動機づけ…失敗の原因はすべて「定説」にあった。そろそろ「原始人の脳」を捨て、変化の時代に対応した新しい思考法にアップグレードしよう。
目次
1 なぜ行き詰まるのか、どうしたら抜け出せるのか
2 価格設定
3 コスト削減
4 業績評価
5 予算と事業計画
6 行動原則
7 動機づけ
8 思考について考える
9 次にすべきこと
著者等紹介
ドライバーグ,アラステア[ドライバーグ,アラステア][Dryburgh,Alastair]
イギリスを拠点とするビジネス・コンサルタント会社、エイクンハースト・コンサルタンツのCEO。イギリスのビジネス誌『Management Today』のコラム執筆者。ケンブリッジ大学で数学を専攻後、アーンスト&ヤングの見習い会計士としてキャリアをスタートさせ、大手出版社ピアソンの内部コンサルタント、チャーチル・コミュニケーションズ・ヨーロッパのコマーシャル・ディレクターなどを経て独立
田口未和[タグチミワ]
1963年、北海道生まれ。上智大学外国語学部卒。新聞社勤務を経て翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tkokon
1
【ふむふむ】挑発的なタイトルだが、書かれている内容は至極まっとう。コスト削減も、価格政策も、インセンティブ設計も、表面的な施策だとかえって逆効果(副作用の方が大きい)ということを説明している。2013/11/17
イノベーター
1
タイトルはかなりキャッチ―ですね。見事に釣られました(笑)。 でも内容は極めてマジメ。そして、正論。 http://www.4-de.net/changebook/?p=2282013/01/22
yahiro
0
訳がおかしいのかわからないがほとんど響かなかった(というか、わからなかった)。書いてあることがまっとうすぎて、わりと自分の知っていることは間違ってなかったのだが?2015/08/15
ながけん
0
タイトルを見るとものすごく過激そうなのですが、要は自分で見て自分の頭で考えましょうということでした。 ビジネスで言われている定説、セオリーが、あなたが直面している環境に必ずしも適合していない実行していないですか?ということがわかりやすい実例付で、大きなテーマごとに説明してくれています。 コスト削減、業績評価、予算とプランニングなどは特に興味深かったです。2013/06/03
rockuntilyoudrop
0
処理読。各種の一般的なセオリーの欠点をつくっていうのはタイトル通りだと思うが、で、どうすんの?にもっとしっかり答えてくれないと、ただのあら探しになってしまう。キーワードは人間らしさ2021/10/17