内容説明
「シロップのなかは速く泳げるのか」「フロントガラスに衝突した虫の収集」「ジッパーにペニスがはさまったら」「思春期における鼻くそほじりについて」「もしもバッタが『スター・ウォーズ』を見たら」世界でいちばん奇妙な発見発明に挑戦!?これを読めばあなたも発明王になれる!かも。
目次
そもそもイグ・ノーベル賞とは何か?
日本の受賞者は意外と多い
傾向と対策1 だれでも疑問に思うのにあえて調べないこと
傾向と対策2 根気があればできる研究
傾向と対策3 意外と下ネタが多い
傾向と対策4 アンケートの実施だけでいけるものもある
傾向と対策5 トンデモ学説はけっこうウケる
傾向と対策6 鳥を対象にした研究が多い
傾向と対策7 意味不明の研究
傾向と対策8 常人の思いつかない発明
傾向と対策9 あまりお勧めできない研究
まだまだある!イグ・ノーベル賞
私的エグ・ノーベル賞
著者等紹介
久我羅内[クガラナイ]
1955年生まれ。専修大学卒。科学ライター。世の中の奇妙な科学、ヘンテコ事例を収集中。テレビ番組の企画・リサーチも担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朝比奈さん
19
いやー、この、まじめくだらなさ、最高です。 真剣な研究の結果ってところが良いのよな。 カラオケの発明者は平和賞だったんですね。2014/11/08
almeida
6
授賞式の様子が面白い!お気に入りは、馬糞からバニラの香料を抽出した研究と、その授賞式。2011/08/30
aki
5
無駄知識と呼ばれかねないようなことを徹底的に追求した研究に対して送られるイグ・ノーベル賞についての本。確かに無駄知識っぽいけど、今の生活に応用されているものもたくさんあるようで、気になった。2014/09/25
空崎紅茶美術館
4
本書以前にイグ・ノーベル賞について知っている場合には、大して参考にはならないかと。分かりやすく、ゆるく、イグ・ノーベル賞について書かれている。傾向は掴めるけれど、具体的な対策はなし。好奇心を常にもって人と違う視点で考えること。これに限る。2014/07/24
mitsu
4
人間の好奇心への賞ともいえる、イグ・ノーベル賞に関して書かれて軽く読むには良いです。色々なことを研究する人間て、ある意味素晴らしいと思ってしまいました。2014/03/05