内容説明
哲学が、それともヘリクツか。福音書、ルソー、カント、ライプニッツ。ひとりよがりな読書の楽しみを語る。不思議なコミマサ・フィロソフィー。
目次
西海岸の久布白先生
福音書を読む
ルソーの告白
カントの権利
単子論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリウリ
1
「「神には何でもできない事はない」。よくわかりやすい。なんでもできるのが神だ。しかし、そんなふうにいわば、悟性的に理解するのでは、しようがないのではないか。そんなのはニンゲンがつくった神ではないか」p47 (哲学の)「原本だってむつかしくても、原本を読んでるあいだは、そのなかにはいって、自然の風景のうちにあるような感じだ。ところが、解説書のむつかしさは、がちん、とぼくをはねつけるみたいで」p133 田中小実昌さん(のお父さん)はユニタリアンなのか。7/102022/10/02
Cinejazz
0
「ルソ-の告白」に著者の気風がにじみ出ており、興味深く読めた(N図書館除籍本)。2017/08/15