内容説明
貧しいけれど平和な家庭。やさしい両親―。しかし、どこかに違和感がある。あるとき、ふとしたことから、自分は、両親の本当の子ではないのでは?との疑いがよぎる。成長するにつれて、疑いはますます深まり、ついに確証をつかむ。北へ西へ、父さがしの日々年々が続き、旅の果て行きついた真実は…。作家・水上勉氏の実子として話題をよんだ著者の、驚くべき日々の記録。
著者等紹介
窪島誠一郎[クボシマセイイチロウ]
1941年東京生まれ。「信濃デッサン館」「無言館」館主。「キッド・アイラック・アート・ホール」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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