内容説明
メンタルの本質は開き直ることです。不安や緊張で自滅してしまわずに、プラスのエネルギーに上手に変換して、「自分のリズムで生きる」ためのコツを伝授します。
目次
第1章 どうしていつもうまくいかないんだろう?―勉強・スポーツ・就職編(メンタルは無限に広がる;より良く生きるための力;メンタルがエネルギーを持つには ほか)
第2章 友だちや親とのつきあいってむずかしい―人間関係編(人は潜在意識でつながっている;家族愛、他人との絆;ピッチャーとバッターの関係 ほか)
第3章 「いつも不安」とさよならしたい!―自分自身・将来編(不安ってなんだろう;メンタルは過去にも未来にも飛べる;いまの自分を認めること ほか)
著者等紹介
岡本正善[オカモトマサヨシ]
1965年東京都葛飾区生まれ。東海大学卒業後、能力開発研究所を経て、1994年にメンタルトレーニング施設企画を設立。プロゴルファーたちや、プロ野球の福岡ダイエーホークス(当時)のメンタルトレーナーとして活躍する一方で、学校や個人、企業での能力開発に貢献、実績を上げている。また、ミズノジュニアプログラム(ゴルフ)などのメンタルアドバイザーを務め、子どもたちの心の教育も実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
太田青磁
11
意識と潜在意識と身体というのは繋がっていますから、私たちは常に集中をしているということ・レベルアップをしていくために、目標の上方修正はもちろん必要ですが、大事なことはプロセスの中で下方修正していくことです・人はもともと、客観的イメージ力と体感イメージ力という二つの潜在意識をもっている・不安は必ず出てくるものなのですから、必ず意識的に対応しておくこと・暗さを認めて、明と暗というものを上手に使い分けていくことをイメージする・ほんとうにできる人は、できなかったときにどう対応していくかの準備をちゃんとしています2014/04/12
calaf
5
自信を持つということは、自分を信じること。即ち、良い面も悪い面も含めて自分がどういう人物であるかを客観的にとらえること。そうやって取り込んだマイナス面を、負のスパイラルにせず正への活力にする事が重要...その実践的な方法としては、呼吸法が重要。2011/01/16
HIDE
3
瞑想系身体技法に関する本です。しかし仏教系やヨガ系の本とは異なる印象を受けます。この本だけでは著者の考え方はいまいちわからないのですが、仏教系やヨガ系が瞑想で穏やかな生活を送ることが目的としたら、この本は瞑想を利用して勝つことが目的なのだという印象を受けました。では、勝つだけではだめな理由、また勝つだけではだめだということを教える理由がこの本から伝わってくるでしょうか。それは正直なところ、怪しいと思います。2012/12/10
まるいりんご
2
カタカナばっかりで読みづらかったな。説明が軽すぎて説得力にかける。呼吸法だけですべてが上手くいったらパラダイスだよね。2011/05/29
調“本”薬局問悶堂
1
「生きるのが下手」といつも思う。 とりあえず呼吸法は習得。 でも、マイナスをプラスに変える方法は、理屈は分かるけどそうもいかないと思ってしまう。 気付くことはできても実践するのは難しい。そもそも実践したいのか? できるなら前からしてるんじゃないかなって。 本で読むとはどういうことなのだろう。どう伝えようとしてるのだろう。よく分からなくなってきた。 そもそも強くなければいけないのか「より良く生きる」ことに使う意識は、結局どんな人間もみんな同じなのだろうか? 《2020年6月 登録》2009/04/09