ちくま文庫<br> 安吾さんの太平洋戦争

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ちくま文庫
安吾さんの太平洋戦争

  • 半藤 一利【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 筑摩書房(2024/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480439307
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

生きよ! 堕ちよ! 安吾は戦時下に何を考え、何を発言してきたのか。戦後の『堕落論』に至るまでの行動と発言を昭和史の大家が読み解き活写する。

内容説明

人間は生き、人間は堕ちる…坂口安吾の『堕落論』は、戦争中の日本人の「狂気」に対する完膚なきまでの批評から生まれた。太平洋戦争開戦を描いた「ぐうたら戦記」から、戦後GHQによって闇に葬られた「特攻隊に捧ぐ」まで、戦時下に安吾は何を考え、何を発言してきたのか。昭和史の大家が、安吾の作品と人生に寄り添い、「戦時中の昭和」という時代を活写する。

目次

はじめの章
第1章 恋の炎と革命の嵐―昭和十一年
第2章 京都でのデカダンの日々―昭和十二年
第3章 国家総動員法のもとに―昭和十三年
第4章 日本の駆逐艦とソ連の戦闘機―昭和十四年
第5章 世界や日本の激動に我不関焉―昭和十五年
第6章 太平洋戦争がはじまった年―昭和十六年
第7章 チンドン屋と九軍神―昭和十七年
第8章 どんな犠牲をはらっても飛行機を―昭和十八年
第9章 戦勢急転落と「魔の退屈」―昭和十九年
第10章 焼夷弾の降りしきるとき―昭和二十年
第11章 「人間は生き、人間は堕ちる」―昭和二十一年
むすびの章
付録1 偽作『安吾巷談』靖国の神々
付録2 「特攻隊に捧ぐ」坂口安吾

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。退社後、昭和史を中心とした著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫 新田次郎文学賞受賞)、『ノモンハンの夏』(文春文庫 山本七平賞受賞)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

V6_1800

6
基本的に作家の人生には興味が無いんだけど、坂口安吾はちょっと読みたいと思った。中学校の読書感想文に堕落論選んだくらいには好きなので(笑)。本書のやたら安吾に馴れ馴れしい文体に始めは閉口したけど、実際に編集者として会ってたと知ってからは気にならなくなった。色々面白いことが書かれているんだけど、筆者の想像に過ぎない部分も多いので、書かれていることが全て安吾さんの本心かどうかはなんとも言えず。ただ、一般的に想起する坂口安吾のイメージにピタリのエピソードはやはり読んでて楽しかった。2024/04/02

おやぶたんぐ

3
安吾の(自称)弟子を公言する著者の“戦中安吾記”。そこには「堕落論」に通じる乾いたリアリズムと、無頼派に相応しい奔放さがある。著者は、安吾を神聖視などせず、時には辛辣ともいえる言葉を投げかけている。ただ、「青春論」の無邪気な文章(ttps://bookmeter.com/reviews/69309228)からしても、安吾が開戦時に敗戦を見通していたとは思えない。あと、特攻隊をただ蔑むのが論外だとしても、“戦法としても上乗”などといってまで持ち上げようとする(以下コメ欄)2024/02/24

tkm66

1
正直、半藤某などに言われたくない内容だが、<編集者としてアンゴと直接会っている経験>は羨ましいなあ。半藤ご本人もその誇らしさ&含羞は承知の上、とは理解するけれども、やはり最終的には<キレがない本>で、近々ブックオフ行は決定。2024/01/23

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