出版社内容情報
内容は後日登録
内容説明
一代にしてダイエーを日本最大の流通帝国にのしあげ、「戦後最大の成功経営者」の名をほしいままにした中内功は、晩年「戦後最大の失敗経営者」という烙印を押され寂しく彼岸に渡っていった…戦後史の透視図に、中内ダイエーの誕生から消滅までの全軌跡を刻みつけたノンフィクション、ダイエーの産業再生機構入りから解体、中内の死までを新たに加え、ついに完結。ページの向こうに、生きた日本人の戦後史がたちのぼる。
目次
第5部 膨張と解体(裸のラストエンペラー;持ち株会社第一号とローソンの反乱;宮古の怪、福岡の謎;南島のファミリーカンパニー;夢のまた夢)
第6部 懊悩と焦燥(中内ダイエーの一番長い日;インサイダー疑惑の衝撃;堕ちた偶像;幻の流通革命)
第7部 終焉と残照(無念の退場;革命児最後の日々;時代を照らした二つの星;戦後戦記の輝き)
エピローグ 堤清二氏との対話
「完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」」のための短いあとがき
著者等紹介
佐野眞一[サノシンイチ]
1947年、東京生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。時代をえぐりとるようなルポや、綿密な資料調査と粘り強い取材によって日本近現代史の巨大なテーマに正面から迫る作品を書き続けている。『旅する巨人』で大宅壮一ノンフィクション賞、『甘粕正彦 乱心の曠野』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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