ちくま日本文学全集 〈038〉 大佛次郎 大佛次郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 16X12cm
  • 商品コード 9784480102386
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風鈴

4
神奈川近代文学館へ行く途中で名前を知った大佛さん。「だいぶつ」ではないのですよね。どれも時代の転換期について語られる話ばかりなので、巻末の年表見てみたら、まぁ結構な時代を生き抜いた方でした。鞍馬天狗…時代劇で知ってたけど、原作者でしかも幕末が舞台とは知らなかった。ある意味現代ならラノベと呼ばれそう。幻燈…で、結局その後はどうなったのだろう?? 土耳古人の手紙と対話…幻燈と対極的な話だけどなぜ土耳古人。やはり煮え切らない気持ちのやり場に困りました。2018/11/12

village green

1
ずっと積ん読だったのでお風呂に持ち込んだんだけど、早まったな。「幻燈」がずっと手元に置いておきたくなる素晴らしい小説だった。開港後間もない明治初期の横浜を舞台に、モラトリアムなんてない時代の、でも子供と大人のあわいというほかない時期にいる少年と少女の戸惑いの日々を細やかに綴っている。開花期の横浜や東京の風俗がヴィヴィッドに描かれているのも魅力。2016/03/04

Junko Matsuda

0
文学散歩で鎌倉を訪ねた事をきっかけに手に取った初、大仏次郎作品。外交官をやりつつの著作業という経歴もさる事ながら、巻末の解説を読んで色々納得。時代的要素が小説の背景に色濃く感じられるんですね…。2017/12/10

kozy758

0
『鞍馬天狗』をはじめ、平易で易しく楽しめる著者の人柄が感じられる1冊。

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