出版社内容情報
「年金」「貯金」「投資」「保険」「介護」「相続」のそれぞれで、必ず押さえておくべき知識と情報をベテランのFPが解説。今、自分が何をするべきかがわかる。
内容説明
「年金は七〇歳まで出なくなる?」「定年後、一人二〇〇〇万円は必要」「老後破産」「下流老人」等々、老後の生活の不安をあおる情報が飛び交っている。どれがフェイクで、どれが現実なのか?定年後のビジネスマンの標準的な家計を想定して、「年金」「貯金」「投資」「保険」「介護」「相続」のそれぞれ正しい知識を、ベテランのファイナンシャルプランナーが解説する。正しい情報を持てば、今、自分がとるべき道がみえてくる。
目次
序章 データでみる私たちの未来―長生きというリスクにどうそなえるのか
第1章 長い老後にいくら必要なのか
第2章 年金制度をちゃんとわかっていますか?
第3章 実は簡単な老後の貯金生活
第4章 リスクの低い投資で運用しよう
第5章 介護・医療費をどう捻出するのか
第6章 相続対策をしておこう
著者等紹介
横山光昭[ヨコヤマミツアキ]
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、個別の相談・指導に高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
64
これでは知識がとても足りないと思い、FPの本を読み始めた。自分で自分の身を守るしかない。2020/02/29
ぽてちゅう
21
「老後2000万円」はただの数字ではなく、常に視界に入る標識になりました。あるブログに「退職を考える時、FP3級くらいの知識はあった方が良い」とありました。老後のお金リテラシーということでしょうか。本書はタイトルに「基本」とあるだけに、その知識がコンパクトにまとめられています。ポイントは、情報に踊らされず自分軸で考えること、家計をきちんと把握すること、収入をあげる(働く)・支出を抑える(節約)・資産を増やす(運用)を実行すること。彼を知り己を知れば百戦殆からず。未来の不安を1つ1つ減らしていきましょうか。2024/01/14
Fondsaule
18
★★★☆☆ やはり、つみたてnisaはおすすめらしい。 そして証券会社はネットがよいみたい。 楽天証券 SBI証券とか。2023/01/06
羽
14
横山光昭さんの本は初めてでしたが、FP3級の内容及び最近読んだ家計管理の本と内容は同じで、理解しやすかったです。 子どもの数や年齢に合わせて賃貸マンションを住み替え、夫婦二人になってから小さめのマイホーム一括購入というのは参考にしたいです。ちなみに、わたしの職場にいる大学教授の奥様も同じことをされています。介護については、祖父母を頭に浮かべながら読みました。いずれ両親も介護保険にお世話になると思うので、事前に得られる情報はこういうところで得ておきたいです。2021/07/25
paluko
11
冒頭に「平均ではなく、『自分の場合は』で考えることが大切」とあって、全体を通じたメッセージもそれに尽きる印象。マスコミやムードに流されず【現実に】自分がいくら使っているのか、いくら(年金など)もらえるのか、しっかりと把握することがスタートライン。銀行の言うことを聞くのではなく年金についてはねんきんネット、介護のことは地域包括サービスセンター等、直接管轄する公的機関に直接あたるの大事。2023/05/13