内容説明
ちまたでは「論理トレーニング」に関する本があふれている。従来の日本の企業風土は「構造改革」を余儀なくされ、あらゆるレベルで透明性と説明責任が求められるようになったからである。では、パズル的な論理力ではなく、実際に活用できる“論理思考”を身に付けるためには、どうすればよいか。コンサルタントとして得た豊富な事例を用いながら、意思決定や組織運営、情報の収集・分析から発想力のトレーニングまで、「現場でつかえる論理力」を提示する。
目次
第1章 “複眼思考”で見えてくるもの
第2章 “二点発想”で構造的理解を
第3章 “抜本塞源”という考え方
第4章 “自社革新”へのアプローチ
第5章 “顧客志向”を哲学に高める
第6章 “自己否定”の論理を内包する
著者等紹介
本田有明[ホンダアリアケ]
1952年兵庫県生まれ。慶応義塾大学哲学科卒業後、(社)日本能率協会に勤務。経営事業本部、情報開発本部などに所属し部長職を務める。1996年に経営教育コンサルタントとして独立。主に能力開発、人事教育の分野でコンサルティング、講演、執筆活動に従事。哲学、人生論の分野でも著作が多い
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
B.J.
8
●天職 :その人が満足して従事している職業 ●人物を評価するときは、良い点と悪い点を同数だけあげてみる<複眼思考>が大事。 ●3点発想:何事も3つの要素で考えるクセをつけること。 →宇宙(時間・空間・物質) 時間(過去・現在・未来) 空間(たて・よこ・たかさ) 色の3属性(色相・明度・彩度) 音楽(リズム・メロディ・ハーモニー) 心の働き(知・情・意) 物流(生産・流通・消費)・・・本文より 2020/02/21
suu
3
「サービスが伝説になる時」と、「葉隠」が気になるので今度読んでみよう… じっとり悩んでもたしかにいいことはないな。うん。 論理的思考は人間ならではのものだと思うので、AIなど台頭してきていますが、それらに使われないようにしないとなーと思いますね…。2019/12/08
さるきち
0
まあ、さっと読める本である。ただ漫然と読み終わってしまつた。箇所箇所ではいろいろ参考になるはのだが。2017/07/27
みっとん
0
○2015/02/18