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ちくま新書
希望のビジネス戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059789
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0234

内容説明

デフレ不況が深刻化する中で、身動きが取れずにいる企業は少なくない。ばら色の夢をふりまいた「IT革命」論も今は鳴りをひそめ、日本経済は展望を失ったままだ。こうした状況から抜け出すには、企業再建が欠かせない。その処方箋を提示するべく、戦略的ベンチャー企業家と気鋭の経済学者が徹底討論。自己革新能力を低下させた企業の再生に必要なのは何か、問題の核心は何なのかを明らかにしてゆく。企業再建の実例も示され、これからのビジネスを考える上で、多くの手がかりが得られるはずだ。

目次

序章 いまだから、あえて希望を語ろう
第1章 戦略なき日本の憂鬱
第2章 日本企業・再建の条件
第3章 日本のビジネス・チャンス
第4章 変転する社会の行方
第5章 希望のビジネス戦略へ

著者等紹介

金子勝[カネコマサル]
1952年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学経済学部教授

成毛真[ナルケマコト]
1955年生まれ。中央大学商学部卒業。91年、マイクロソフト日本法人の社長に就任。2000年、同社社長を退任と同時に、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

60
辛口経済学者の金子さんと成毛さんの対談が中心ということなので期待が大きすぎたせいか、あまり内容的には満足できませんでした。もう少し本音が出てもいいのではないかと思われました。若干オブラートに包んだような感じがしています。あまり話題を広げずにポイントを半分くらいにして深堀してほしかった気がします。2015/09/26

佐島楓

16
ちょっとこの本にはピンとくるものがなかった。もう少し一般大衆に対する先入観をなくしたほうがいいのではないか、と思う記述が散見された。対談形式なのに読みづらく感じてしまったのは、私が疲れた頭で読んだせいだと思うので辛口失礼致しました。2014/04/13

Naota_t

2
★3.3 元マイクロソフト日本社長(成毛氏)が話をリードしながら、経済学者が合いの手を入れて進む。キィワードは「ソーシャルモビリティ」と「負のガバナンス」だと思う。まだまだ終身雇用を是とする風潮が残り、それを元にした社会保障制度が運営されている。そこにパラダイムシフトを起こするは難しいが、確実に変える必要があると私も思う。また、近年はガバナンスも政府が主導して変化してきたが、まだまだである。名ばかり社外監査役も多いと感じる。成毛氏の言うように、制度面も見直され、中小企業の社会的な捲土重来が望まれる。2019/05/23

びーちゃん

1
経済学者金子勝と経営者成毛眞の対談本。特に成毛の経営者としての発言が良い。評価32011/06/28

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