ちくま文庫<br> 柳田国男全集〈16〉

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ちくま文庫
柳田国男全集〈16〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 670p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480024169
  • NDC分類 380.8
  • Cコード C0139

内容説明

幼い遠い日々や、離れて故郷を振りかえるとき、なつかしく想い出される盆や正月、節供の年中行事。なぜ、これらの行事は今もなお、忘れがたく、日本人の心を捉えているのか―急激な都市化の波に洗われ、消え去ろうとしている各地の民間行事を蒐集し、その起源や隠された意味を明らかにする『年中行事覚書』。正月行事が眼に見えぬ力の蘇生と連鎖を祈顔する重要な折目であることを示し、日本人の原初的な時間認識とコスモロジーを追究した『新たなる太陽』。民俗事象や年中行事の考察を通じて、日本人の心の深層に迫る名著のかずかず。

目次

年中行事覚書
新たなる太陽
月曜通信
行器考
苗忌竹の話
御刀代田考
家の神の問題
浜弓考
神送りと人形

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Soma Oishi

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柳田国男さんに帰納法のお手本を見た。この本を読んでいたら柳田さん本人が独断ではなく帰納的手法に依らなければならないと言っていて元気付いた。僕の見方も強ち悪いわけではないらしい。 帰納法とはア・ポステリオリであり悟性の能力を訓練し高めることが必要である。悟性の能力を訓練するには反省ということが簡単に言うと必要になる。 そういった帰納法の姿勢には否定し抑圧されたものの回復が必要になる。簡単に言うと独断論から帰納法へ向かうには悟性の能力を高める訓練を要しそれには経験を比較し吟味する批判的な姿勢として反省2014/10/30

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