ちくま文庫<br> 柳田国男全集〈14〉

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ちくま文庫
柳田国男全集〈14〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 704p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480024145
  • NDC分類 380.8
  • Cコード C0139

内容説明

日本人の信仰と生活の中で、特別に神聖視されてきた松や杉などの樹木―神社の境内の神木や民間神事の柱から盆の灯籠や正月の門松にいたるまで、神が降臨するときの依代(よりしろ)としての樹木について考察する『神樹篇』。敗戦直後精神的支柱を失った日本の民族と祖国の将来を憂い、神社はどうなるのだろうかという人々の切実な問いに答えるために書かれた新国学談三部作『祭日考』『山宮考』『氏神と氏子』。以上いずれも神祭りの日や祀る場所などの検証を通じて、日本人古来の氏神信仰の起源や祖霊信仰の変遷について論究する渾身の書である。

目次

神樹篇
祭日考
山宮考
氏神と氏子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Soma Oishi

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柳田国男さんの全集を読み始めてイマヌエル・カントのことを考えるようになった。 悟性のかけらもない学問からは何も生みだされない。『こんなものは人生の飾り、なくてもよい美とみられるがよい。』とカントさんは言っている。 訓練された悟性の能力からは理性の働きとそして学問が生み出される。 何も生み出さない人生の飾り、なくてもよい美ではなく、そこから理性の働きと学問を生み出す悟性の能力こそ訓練し身に着けなければならない。 柳田国男さんは全くの悟性的人間である。そこから理性の働きと民俗学(学問)が生み出2014/10/12

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