ちくま文庫<br> 柳田国男全集〈8〉

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ちくま文庫
柳田国男全集〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 697p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480024084
  • NDC分類 380.8
  • Cコード C0139

内容説明

書物に書きとどめられた文芸のみが文芸なのではない。神話・伝説・昔話など、文字に縁のなかった人々によって語り伝えられた〈耳の文芸〉について、その重要性や研究目的を説いた『口承文芸史考』。竹伐爺と「竹取物語」、藁しべ長者と「今昔物語」など、語りの文学と記録文学との交渉を述べた『昔話と文学』。全国各地で採集された昔話を比較研究し、近隣諸民族の民話との関係にも触れた『昔話覚書』。いずれも昔話や伝説をもとに日本人の信仰・言霊思想の問題に及ぶ口承文芸研究の古典ともいうべき名篇である。

目次

口承文芸史考
昔話と文学
昔話覚書

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メーテル/草津仁秋斗

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昔話に関する柳田国男の論考をまとめた一冊。こんな昔話もあるんだなあ、と楽しい気持ちで読めた。2016/04/05

Soma Oishi

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社会主義の回復運動とは民俗学だと感じた。それを学として成立させようとする運動の価値も理解できる。 この全集を読んでいると社会主義の回復という至上命題についてこなれてくる。次は悟性的人間、理性的人間そして学者というものであるが、そういう意味でナザレのイエスは学者だったのだろう。 2014/07/21

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