出版社内容情報
倒産寸前の老舗煎餅工場を兄弟で立て直す挑戦の実話。若者のせんべい離れ、取引量減少、経営者の病…。困難に立ち向かう勇気が湧きあがる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
124
図書館本。江戸川区船堀というところに煎餅屋の家業を引き継いだ兄弟が倒産の危機を乗り越えて奮闘、繁盛していく様を本人達が語ってました。ただメディアの影響がやっぱり大きいかな?まぁ何でもそうですけど。2018/07/09
けんとまん1007
28
思いを持つ、そして、実践。振り返り、考え、実践。これを地道に繰り返す。そして、感謝。これが、なかなか継続できないのだ。そんなことを考えた。もちろん、素晴らしい出会いもある。ただ、それは、なにがしかの実践があってこそなのだというのも事実。人は、人で出会うことで視野も人脈も広がる。そのこと自体は、自分自身もよく感じているし、そこで出会う方からは、意外な人脈に驚かれることも。もちろん、そこには、いい意味での図々しさも多少は必要かと思う。改めて、勇気をもらった。まあ、頑張るぞ!2019/11/04
ぐっち
22
NHKの逆転人生を見て、通販でお煎餅を買おうと思ったら全て完売、本だけが残っている。ん?よく見たら、本がお煎餅付き?私が買うのはこれしかない!町工場のおせんべい屋さん、社長の父親を病気で亡くした兄弟。デザイン会社で働いていた兄のセンスと、煎餅作りを受け継いだ弟の職人技で町工場を立て直し。お客さんの反応を受けて工夫を重ねていったのが良かった。本はテレビとそんなに変わらなかったけど、実際に食べながら読むとなるほどと思う。ついてたのは黒コショウ味、ビールが飲みたくなる。また買えるようになったら他の味を試したい。2021/09/25
mamaboo
6
面白かったし、家業を継ぐ人たちがこんなに一生懸命で、に誇りをもっていられるなら何より。「町工場」って頑張るイメージがありますよね。2018/06/24
ハパナ
5
製品開発からブランディング、販路開発を組み合わせて、下請けの煎餅町工場から直販の業態へと脱皮して行く様が面白いです。綺麗事だけではなく過去の足跡が赤裸々に語られていて、短いながらも迫力のある内容でした。2019/03/29