リーダー論―覚悟を持って道を示せ

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479793991
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

哲学を持て。理想を語れ。変化を恐れるな。見抜き、動かせ──チームを勝利に導き数多の選手を育てたノムさんが語るリーダーの条件!

目次

第1章 哲学を持たざる者はリーダーに非ず(「おれが責任を持つ」と言える度量を持て;不安を取り除いてやるのもリーダーの仕事である ほか)
第2章 人を動かすリーダーの極意(「のびのび」から生まれる強さは本物ではない;チーム掌握の第一歩は意識改革にある ほか)
第3章 見抜き、気づかせよ。そうすれば人は育つ(教えすぎず、気づかせよ;「教えるべきとき」に、体験をアレンジし、シンプルに伝えよ ほか)
第4章 慢心したリーダーは害悪である(リーダーだからこそ、つねに成長しようという気持ちを持て;満足、妥協、自己限定を排し、理想を追求せよ ほか)
第5章 進化し発展する組織をつくるために(人間教育こそが強い組織のもととなる;中心的存在が成長を志向すれば、周囲もそれに倣う ほか)

著者等紹介

野村克也[ノムラカツヤ]
1935年京都府生まれ。1954年にテスト生として南海ホークスに入団。1965年、戦後初の三冠王に輝く。首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、MVP5回を獲得。1970年、35歳で選手兼監督に就任、1973年にリーグ優勝。その後、選手としてロッテオリオンズ、西武ライオンズでプレー。1980年のシーズンを最後に引退する。その後解説者として活躍後、1990年よりヤクルトスワローズ監督として、球団をリーグ優勝4回、日本一3回へと導いた。阪神タイガース監督、社会人・シダックス監督を経て、2006年より東北楽天ゴールデンイーグルス監督。2009年監督退任。2013年、日本体育大学客員教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

majiro

8
いつか、じっくり読まなければと思っていた野村さんの本。を、結局、駆け足で読んでしまったけれど、野村さんはほんとに汲めど尽きない言葉を持っている人で、そして、謙虚さが鍵の人なんだと、あらためて思った。そして、エピソードが尽きない人でもある。門田さんの話は、紆余曲折の様が、何気なく書いてあるけどものすごい!図書館で借りたけど、書棚においておきたいかもしれないと思った。2016/06/09

ちくわ

4
野村本も読んでみようと思い、読んでみる。落合本に続いて読んだが、優れた野球人の考え方には共通することが多い。特に、「愛情を持って選手に接する」という考えは共通しており、人と誠実に向き合うことの大事さを痛感させられる。また、のびのびした環境では中長期的に見て人は伸びないというのは納得するところであり、仕事への真摯さというのはどういった環境で生まれるかというのは考えていく必要がある。問題意識を持ち、常に考える人を育てることは大変であるものの、それこそがリーダーとしての責務であるとも感じる。2024/03/17

☆ツイテル☆

3
フライヤー2021/08/30

ken

3
リーダーのあるべき姿についての本、実経験に基づいた説明でわかりやすく説得力がある。人を遺す人材育成を重視しているのが特徴。つまり短期的な成果でなく成長できる組織風土作り。 特に印象に残った点のメモは 部下が自主的に動くが理想、教えるではなく気づかせる。結果でなくプロセスを評価、のびのびは短期的には結果になるが、振り返りが疎かになり本物の強さにならない。不安を取り除くこともリーダの仕事。変わることは進歩で常に成長しようとすること。満足は妥協、自己限定につながる。中心メンバーが成長を志向すれば周囲も従う。 2021/03/20

nizimasu

3
結構、野村さんの本は読んでいるので重複が多いです。でも難しい説明が比較的なくてエピソード満載なので読みやすいかな。本当はもっと中国の古典の話とか聴きたいかもしれない2013/12/05

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