発達障害の子の勉強・学校・心のケア―当事者の私がいま伝えたいこと

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発達障害の子の勉強・学校・心のケア―当事者の私がいま伝えたいこと

  • 横道 誠【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479785927
  • NDC分類 378
  • Cコード C0037

出版社内容情報

◆本書の内容
困りごとも特性はほんとうにさまざまなので、ほかの子に役立つメソッドがわが子に合うとは限りません。
それならば、その子にぴったり合うメソッドを独自に開発すればいいのではないか――
本書では、子どもの内面世界を想像するたくさんの手がかりとともに、親子でいっしょにメソッドを開発することを提案します。
40歳で発達障害の診断を受けた大学の先生である著者が、どのようにして勉強メソッドを確立し、進路を選択したのかも「叩き台」として書かれています。

内容説明

自閉スペクトラム症/注意欠如多動症の著者はいかに勉強し、進路を選び、大学の先生になったのか?その子にぴったり合った方法を独自開発すること!そのための“親のサポート法”がわかる本。

目次

1章 基本的なことについて
2章 火星人の群れに囲まれた地球人の子ども
3章 親がまず冒険のための装備と仲間を整える
4章 敵はストレスとトラウマ
5章 社会性のダイバーシティ
6章 個性、文脈、当事者研究
7章 ゲーム式勉強攻略法
8章 フロー状態でやるテスト勉強
9章 ひとり探検隊のキャリア形成
10章 守るもののために諦めていく

著者等紹介

横道誠[ヨコミチマコト]
1979年、大阪市出身。京都府立大学准教授。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。子どもの頃からじぶんの苦労を減らすため、さまざまなライフハックを独自に開発してきたが、40歳で自閉スペクトラム症と注意欠如多動症の併発と診断され「ああ、生きづらさはこのためだったのか」と気づく。発達性協調運動症および限局性学習症(算数障害)も併発していると語る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

die_Stimme

6
すごくいい本。いわゆる健常者を「定型発達」と見なして多様な発達形態の一つとする考え方は、本書でも触れられているニューロダイバーシティの議論や、話題になった新書『普通という異常』などのみならず、『トランスジェンダー問題』のように、ある傾向を持った人を病と見なすことに問いを投げかける多くの議論と響き合うと思う。本書はとくにいわゆる発達障害の子供を持つ親に読まれることを期待していると言うが、何かしらの息苦しさを持つ多くの人に読んでほしい。救われるものがあるかもしれない。「前向きに諦める」はいい言葉だなあ。2023/11/20

morgen

4
発達障害当事者であり自助グループを主催する著者が、自身の経験から親にはこうしてほしい(ほしかった)、を語った本。発達障害児を多数派の定型発達の人たちの中にいる少数派と捉えるのではなく、火星人の集団の中にいる少数の地球人と捉えてみることで、その辛さが理解しやすくなるなど、示唆に富んだ一冊。努力することは必要だが、「前向きな諦め」や「計画的偶発」といった考え方も大事。親としてどう子どもと伴走すべきか考えさせられた。2024/03/28

みーちん

4
片付けが苦手で先延ばし癖もある自分は発達障害なのでは?この本を手に取ったのはそれを免罪符にしたかったからなのかもかもしれません。でもこの本の著者は前向きです。一口に発達障害といっても人それぞれ。自分の生きづらさの特性に向き合い、自分に合った回避方法を見つけることが大事で当事者研究と呼ぶそうです。著者にとって有効だったやり方や考え方も紹介されており一般人にも参考になります。p73 少数派は偶然に少数派として生まれたからおかしく見え、多数派は偶然に多数派として生まれたから正しく見えるという言葉が印象的でした。2024/01/13

まる

3
自分の子供もそうかも?と思うところがあったので読みました。いいなと思ったのはリフレーミングで、「飽きやすい→新しいことに挑戦できる」などの言い換えのことです。 子供の困った行動も好意的に見ることができそうです。 一番心に残ったのは、この世界は大多数の人向けに設計されていて、そこに当てはまろうとして奮闘している子がいるということ、それはその子の自己責任ではなくその世界の責任だということ。社会ではどうしても大多数に合わせることが多くなるかと思いますが、そういった点があることは心にとどめておこうと思いました。2023/11/23

hataco

2
「諦め癖がつかないように」と大人に言われ、"苦手なことを一生懸命頑張らなければいけないんだ"と思いながら子ども時代を過ごしきたけれど、やっぱりどれだけ頑張っても出来ないことって存在する。"諦める"ということを肯定してくれて救われた。それをすることで辛さが半減されることを子どもの時に気づけなかったから。 もちろん苦手なことは何回も繰り返すことでちょっとずつ克服することはあるんだけど、それを克服するかしないかは自分の意思で決めていきたい。子どものうちから自由に取捨選択できる環境がもっと広がればいいな。2024/01/20

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