内容説明
言語という像はどこで結びつき、どこで分離するのか―最先端の知が〈現在〉を解読するなかで、像という固有な理論とその根拠を展開した「ハイ・イメージ論」「マス・イメージ論」を1冊に収める。吉本思想の現在的達成点である原理的普遍像(学)論の全貌が、いま明かされる。
目次
ハイ・イメージ論(映像の終りについて;ファッション論;像としての文学;映像都市論;多空間論;地図論;人工都市論;像としての音階)
マス・イメージ論(変成論;停滞論;推理論;世界論;差異論;縮合論;解体論;喩法論;詩語論;地勢論;画像論;語相論)