出版社内容情報
世界の主要な経済学者100人を選び出し、その「名言」から、経済や社会の見方のエッセンスを学ぶ。
内容説明
アダムスミスからクルーグマンまで!「知者」たちは何を論じてきたか。
目次
第1部 世界の知者たち(ウィリアム・ペティ;F・ケネー;アダム・スミス;ジェレミイ・ベンサム ほか)
第2部 日本の知者たち(吉田兼好;荻生徂徠;佐藤信淵;福沢諭吉 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
2
良いと思う。著名人からワンフレーズ取り出しているだけなので、その人となりは掴めないし、必ずしもその人の代表的な意見ではないようにも感じる。それでも取っ掛りとしては成功しているのではないかな、、、2014/04/02
がっち
2
スティーブン・ランバーグとマーシャルの言葉が一番好き。『人はインセンティブに反応する』、「cool head but warm heart」前半は超有名どころの経済学者の名言から、日本人の名言まである。100人の経済学者といいながら、昨今の経済学者はほとんどふくまれてなかった。2012/08/02
バルナバス
1
何度も読み返した。経済学科なのに経済学者の名前を知らないってどういうことだよと思い、ある程度の人の名前は記憶した。暗唱できたら頭いいと思われそう。2009/08/17
kishikan
0
経済学(者)の名言というのは、経済学としての意味を持つ言葉としてだけでなく、広く心を揺さぶるような含蓄のある言葉が多い。そうした数珠の言葉の中で、選りすぐった100の名言集。僕もアルフレッド・マーシャルの「クールヘッド・ウォームハート」には、心を動かされたなぁ。
海千山千
0
●社会の利益を増進しようと思い込んでいる場合よりも、自分自身の利益を追求するほうが、はるかに有効に社会の利益を増進することがしばしばある。(アダム・スミス) ●統治の唯一の正しい、そして正当視することのできる目的は、最大多数の最大幸福である。(ジェレミイ・ベンサム) ●貧乏人から死んでもらうしかない。(T・R・マルサス)