内容説明
東アジアの田舎町で育った少年は、ひたむきな努力で国連のトップに上り詰めた。日本人が忘れた謙虚さと努力。
目次
第1部 夢を追いかける日々(潘家の人びと;夢を育てる;ひたむきに生きる)
第2部 夢の実現に向かって(善良な外交官;外交官の情熱;国連事務総長への道)
著者等紹介
辛雄鎭[シンウンジン]
1969年韓国京畿道(キョンギド)生まれ。延世大学政治外交学科卒。1994年から韓国のニュース専門チャンネルYTN(Yonhap Television News/Yesterday,Today and Now)勤務。現在は国際部担当記者
足立康[アダチヤスシ]
1936年東京生れ。慶應義塾大学文学部卒、同大学院修了、テキサス大学大学院修了。青山学院女子短期大学名誉教授
辛美鎭[シンミジン]
1972年韓国ソウル生まれ。成均館大学児童心理学科卒後、オレゴン州立大学、慶應義塾大学に学ぶ。1998年来日。P&G(韓国、日本)、Danoneなどに勤務、マーケティング・リサーチを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HIRO
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韓国人の友人から進められて読んだけど、「英語で人生を切り拓い」たという言葉が胸響きました。日本からも国連事務総長がでてほしいものです。2015/04/07
ネコタ
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あらゆることにも本当に努力している人だとわかった。外交官になってもその姿勢はかわらず、だから国連事務総長にも当選したんだとわかった。とてもまねできないが、学ぶべきところはたくさんある。2012/02/15
kassie
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韓国の若者の間でベストセラーになったとのことなので、興味があり購入。原典はもっと訓戒じみた表現が多いようだが、翻訳の段階でかなり手を入れているようだ。原題は「馬鹿のように勉強し、天才のように夢を見ろ」。潘氏は天才なのではなく、馬鹿みたいな努力の人。だから君たちもやればできるんだ、ということを全体を通して伝えている。なるほど強力な学歴社会の韓国でもてはやされるわけだと納得してしまった。2011/08/17