内容説明
会計入門者が理解しにくい基礎的部分を中心に、経営的な視点からQ&A方式で解説。会社数字に強くなるために必要な勉強するべき体系を網羅した決定版。
目次
1 決算書の基礎―まずは基礎知識をつけよう(決算書に強くなるコツは何だろう?―知識を学び、事例で理解を深めることだ;いくら儲かって、どのくらい財産があるか知りたくない?―個人の決算書を作ればわかる ほか)
2 損益計算書から読める経営課題(利益を生むための7つのアクションとは?―損益計算から利益を生むアイデアを考えよう;特売で儲けるにはどう考えますか?―売上高を分解して考えると、見えてくる ほか)
3 貸借対照表から読める経営課題(脱サラなら、なぜラーメン屋がいい?―現金商売なので、運転資金に苦労しない;利益が多いので、3年分の保険料を一度に払ったが、問題?―来期以降の分は、前払費用という資産になる ほか)
4 キャッシュフローを読むポイントと経営課題(利益がでているのに、お金が不足する理由は?―売上債権、在庫の増加が、悪さしている;利益が減ったのに、お金が余る理由は?―買掛金や減価償却費のいたずらだ ほか)
5 経営分析と管理会計の基礎を学ぼう(安全性分析って何を見ること?―借金の支払い能力を判断すること;長期の安全性って何を見ること?―固定資産が自己資本などでカバーできているかチェックすること ほか)
6 株式投資に活用しよう(株価が高いか安いか、簡単に見分ける方法は?―PER、PBRの考え方を理解しよう;長期保有を考えている場合、良い判断指標は?―配当利回りと配当性向が重要 ほか)
著者等紹介
千賀秀信[センガヒデノブ]
1954年生まれ。早稲田大学商学部卒業。マネジメント能力開発研究所代表。中小企業診断士、東京都出身。公認会計士、税理士専門の情報処理サービス業である株式会社TKC(東証1部)で、財務会計、経営管理などのシステム開発、営業、広報、教育などを担当。1997年にマネジメント能力開発研究所を設立。企業経営と計数を結びつけた独自の能力開発プログラムを構築。「わかりやすさと具体性」という点で多くの企業から好評価を受けている。研修・執筆・コンサルティングなどで活躍中。大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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