食品安全法制と市民の安全・安心

個数:
  • ポイントキャンペーン

食品安全法制と市民の安全・安心

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 02時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 348p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784474065598
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C3032

出版社内容情報

第一線の研究者らがわが国の食品安全法制・食品安全行政に関する論点を網羅した学術書。一橋大学の研究プロジェクトの成果をまとめた第一線の研究者らが近時におけるわが国の食品安全法制・食品安全行政に関する論点を網羅した学術書。一橋大学の研究プロジェクトの成果をまとめたもので、中国・韓国・EU・アメリカの制度についても言及している。

法律(特に、行政法・消費者保護法・刑事法)の研究者を対象に、食品安全法制・食品安全行政に関する個々の論点を客観的・体系的に網羅した学術的内容。

第1編 総論
 第1章 食品安全法制の現状と課題
  1 はじめに――食品安全の仕組みの全体像
  2 食品安全行政の変遷
  3 食品安全基本法と食品安全委員会
  4 リスク管理のための行政機関と所管法律
  5 事故発生への対応
  6 食品表示
  7 規格と認証
  8 被害救済と差止請求
  9 食品衛生法の2018年改正
第2編 行政法からみた食品安全
 第1章 食品・農水産物の生産工程管理と認証
      ――グローバル化と食の安全・安心
  1 はじめに
  2 「生産工程管理」と「認証」――食品安全規制手法上の特色
  3 わが国の現状と課題(その1)――HACCP
  4 わが国の現状と課題(その2)――GAP
  5 おわりに
 第2章 食品安全と行政組織
      ――リスク分析手法の制度化
  1 はじめに
  2 食品安全基本法の制定
  3 食品安全委員会の組織とその特徴
  4 情報発信(情報提供)とリスクコミュニケーション
  5 リスク管理に当たる行政組織
  6 おわりに
 第3章 食品表示に関する法制度の検証
      ――実効性確保の観点から
  1 はじめに
  2 食品に関する表示制度
  3 直近の動向と若干の考察
  4 むすびに代えて
 第4章 食品安全と食品防御
  1 はじめに
  2 食品安全の法的仕組み
  3 食品防御の概要及び現状
  4 日本における食品防御のあり方
  5 むすびに代えて
第3編 消費者保護法からみた食品安全
 第1章 食品安全とトレーサビリティ
  1 食品の安全・安心とトレーサビリティ
  2 食品トレーサビリティの定義、背景及び機能
  3 食品トレーサビリティの法制度
  4 HACCPあるいは生産情報公表JAS規格と食品トレーサビリティ
  5 フードチェーンの可視化と食の安全・安心
 第2章 食品安全と事故対応
  1 食品安全確保の仕組み
  2 食品の衛生
  3 緊急事態等への対応
  4 事故情報の収集
  5 食品に関する事故の検証
  6 食品の異物混入について
  7 食品の自主回収
  8 最後に
 第3章 食品安全と消費者団体訴訟
  1 はじめに
  2 日本における消費者団体訴訟?――差止請求訴訟
  3 日本における消費者団体訴訟?――損害賠償請求訴訟
  4 食品安全と消費者団体訴訟
  5 結語
 第4章 食品安全と事業者の自主規制・自主管理
  1 はじめに
  2 食品に関する法令違反の事案
  3 事業者団体の自主規制
  4 新たな自主規制のあり方
第4編 刑事法からみた食品安全
 第1章 食品安全法制における罰則規定の現状と課題
  1 食品安全法の特質と種類
  2 食品安全法と罰則規定
  3 リスク社会と行政刑罰規定
  4 食品安全法上の罰則規定の運用実態とその象徴性
  5 食品安全法の罰則規定の課題
 第2章 食品安全違反行為に対する刑事規制の可能性と限界性
      ――中国の事例を中心に
  1 はじめに
  2 中国における代表的食品安全違反事件
  3 中国における食品安全違反行為の諸特徴
  4 「刑事規制の厳格さと食品安全度の高さとは正比例関係でない」という実態
  5 食品安全確保における刑事規制の可能性とその限界性
  6 むすびに代えて
 第3章 食品安全法制における刑事裁判例の動向
      ――日韓の比較を中心に
  1 はじめに
  2 食品安全関連法令等における罰則規定の概観
  3 食品安全関連違反事犯の処理の実態
  4 判例から見る日韓の特徴
  5 むすび
第5編 自治体からみた食品安全
 第1章 地方自治体からみた食品安全
      ――食品安全に関する自治体の役割
  1 食品安全と地方自治体の組織
  2 保健所における「食の安全・安心」の具体的業務
  3 食中毒
  4 地方自治体と国の連携、全国の連携
  5 現場で考える食品安全の課題と食品衛生法の一部改正
 第2章 自治体による食品衛生法違反に対する不利益処分の現状と課題
  1 はじめに
  2 食品衛生法違反に対する不利益処分及びその制裁的機能
  3 自治体における食品衛生法違反に対する不利益処分の運用実態
  4 若干の指摘
  5 おわりに

?橋滋[タカハシシゲル]
編集

一橋大学大学院法学研究科食品安全プロジェクトチーム[ヒトツバシダイガクダイガクインホウガクケンキュウカショクヒンアンゼンプロジェクトチーム]
編集

目次

第1編 総論(食品安全法制の現状と課題)
第2編 行政法からみた食品安全(食品・農水産物の生産工程管理と認証―グローバル化と食の安全・安心;食品安全と行政組織―リスク分析手法の制度化 ほか)
第3編 消費者保護法からみた食品安全(食品安全とトレーサビリティ;食品安全と事故対応 ほか)
第4編 刑事法からみた食品安全(食品安全法制における罰則規定の現状と課題;食品安全違反行為に対する刑事規制の可能性と限界性―中国の実例を中心に ほか)
第5編 自治体からみた食品安全(自治体からみた食品安全―食品安全に関する自治体の役割;自治体による食品衛生法違反に対する不利益処分の現状と課題)