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近代の茶杓―数寄者たちの優美な手すさび

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784473036513
  • NDC分類 791.5
  • Cコード C2076

内容説明

明治・大正・昭和の時代に活躍した財界人や芸術家たちが削った茶杓からその人となりをさぐる、初めての研究書。

目次

茶杓のいろは
第1章 数寄者の茶杓
第2章 知識人の茶杓
第3章 芸術家の茶杓
まとめ 近代の茶杓の概念
ふろく 掲載茶杓の寸法帖

著者等紹介

池田瓢阿[イケダヒョウア]
昭和26年(1951)、東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業後、竹芸の道に進む。祖父である初代は益田鈍翁より「瓢阿」の号を賜わり、2代目瓢阿である父も鈍翁より薫陶を受けた。平成5年(1993)、3代目瓢阿を襲名。古典の基本をしっかりと押さえつつ、竹芸の新しい可能性を探って精力的に活動し、日本橋三越本店において定期的に個展を開催。また、竹の茶道具に関する研究に力を注いでいる。現在、「竹楽会」を主宰するとともに、淡交会巡回講師、淡交カルチャー教室講師、NHK文化センター講師、朝日カルチャー講師、創造学園大学客員教授などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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秋津

1
近代の数寄者や芸術家などの作った茶杓を写真を交えて紹介した一冊。竹を曲げて削っただけの道具なので本当に簡単なものなのですが、そうであるが故に感情や作為が素直に現われて茶会でも重用されるのかなと。未だ若輩者なので偉そうなことは言えませんが、ここで紹介されているものは、比較的気の赴くままに削っているのでありましょうから、家元や僧侶のものと比べて抹香臭くなくて良い感じ。非常に物欲を刺激されます。2013/10/09

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