出版社内容情報
庶民信仰のメッカ伏見稲荷を撮り下ろし、珠玉のエッセイと共に紹介するシリーズ第三冊。日本最多の稲荷社の総本宮の日頃まみえない姿を存分に魅せる、醍醐味の一冊。
内容説明
町角の祠や屋敷神としてあまねく親しまれるお稲荷さん。そうした稲荷信仰の発祥である総本宮を、みずみずしい写真と解説で紹介します。
目次
神々の物語
カラー図版 伏見稲荷大社の神域
年間行事・祭礼
「町の稲荷と山の稲荷と」
「大社からは祖先の息吹が聞こえる」
伏見稲荷大社の歴史と信仰
伏見稲荷大社の建築
著者等紹介
三好和義[ミヨシカズヨシ]
写真家。1958年、徳島県に生まれる。1981年、東海大学文学部広報学科を卒業。同年、株式会社楽園を設立し、タヒチ、モルディブ、南極からチベットまで、世界各地で「楽園」をテーマに撮影をつづける。1985年、写真集『RAKUEN』(小学館)で木村伊兵衛賞を当時最年少の27歳で受賞
岡野弘彦[オカノヒロヒコ]
歌人・日本芸術院会員・国学院大学名誉教授。1924年、三重県に生まれる。神宮皇学館普通科を経て、国学院大学国文科を卒業。折口信夫の家にあって教えをうける。歌集『天の鶴群』(不識書院)で読売文学賞受賞
桜井敏雄[サクライトシオ]
近畿大学理工学部建築学科教授。1939年、東京都に生まれる。大阪市立大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士(東京大学)。2000年度建築学会賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★YUKA★
31
先月、友達と旅行した時に行き、ちょっと不思議な体験をしたり、パワーを感じた場所だったので、すっかり魅了されてしまいました!今度は稲荷山をぐるっとまわってみたいです(*´ω`*)2014/12/11
はるわか
9
稲荷信仰と秦氏。2023/06/26
さえき
9
神保町ブックフェスティバル 戦利品。写真も文章量も多く読み応えあり。写真集だと思って手に取ったけど歴史や神事についての説明などもあり知識も身につく。伏見稲荷は何度か参拝した事があったけど、これを読んだ上で行くとまだ違う発見があって楽しめるかも。2018/11/06
ぱちょ
1
こちらも一度しか行ったことがないけど大好きな場所です。本当にぜひまた行きたい。気持ちが良かった。これがパワースポットってやつ?と思いました。2015/10/05
可兒
1
久々に稲荷山を一周したので。神使の狐についての記述を期待していたが、それほど載っていなかった。読んでいると筋肉痛がぶり返す2009/12/06