内容説明
現代社会の大学の危機とは何か思想・文化への関心を喪失し、知性を欠落しつつある現代の大学に警鐘を鳴らし、ポスト大衆化時代の大学が、伝統と革新、研究と教育、学生と教師という、理念と現実のアンビバレントな問題群にいかに取り組むべきかを模索する。
目次
序章 なぜ、今、大学論なのか
第1章 新時代の大学教育像の検討―一般教育再評価の観点から
第2章 新しい大学自治と自己評価
第3章 学士課程教育とFaculty Development
第4章 新しい技術系複合大学の教育改革
第5章 大学教育改革の課題と方法