内容説明
トルコ宮廷の華、オランダ恐慌の源、フロリストの掌中の珠―人々に愛され、人々を破滅させた、ある花の物語。
目次
近東の花
北ヨーロッパのチューリップ
イギリスの栽培家たち
チューリップ狂時代
イギリスのフロリストのチューリップ
現在に至る百年〔ほか〕
著者等紹介
パヴォード,アンナ[Pavord,Anna]
『インディペンデント』紙のガーデニング欄を担当し、『オブザーヴァー』紙にも20年来執筆、『ガーデン・イラストレイテッド』誌の副編集長を務める。『The Flowering Year』や『Gardening Companion』など、ガーデニングに関するる著書では、高い評価を得ている。イギリスのドーセット在住。そしてもちろん、大のチューリップ愛好家
白幡節子[シラハタセツコ]
1978年、大阪市立大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、大阪経済大学、立命館大学非常勤講師。翻訳家。主要訳書に『世界を変えた植物』(B.S.ドッジ著、八坂書房、1988)、『花の西洋史』(A.M.コーツ著、八坂書房、「草花篇」1989、「花木篇」1991、共訳)、『神秘主義への扉』(P.ワシントン著、中央公論新社、1999、共訳)、他
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