出版社内容情報
ラーメンの命名論、宇宙人との対話、地名・人名考から言語の普遍性の研究まで、軽妙な筆で言語学の楽しさと奥行きを語る17章。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寿児郎
2
第一部は言語学をネタにしたエッセイ。第二部から言語学の話。個人的には第二部の方が面白かった。 「母音/子音が多い/少ない言語」とか、「なぜ言語は変化するのか」とか、「全ての言語に絶対に共通するもの」とか、「プラハ学派の歴史」とか、「ソシュールとクルトネの関係」とか、興味深い話で満載だった。 あとがきで筆者が勧めるよう、『言語学の散歩』も読んでみたくなった。2017/12/03
いが
1
「タモリの言語学」とか「元祖ゴキブリラーメン」とか。 このエッセイの題名だけで面白そうだなって思ってたんですが、想像通りの面白さでした。2015/10/03